1
ずっとスマホのRPGをやっていた。「どうして、この人は、こういうことをやるんだろう。」とか「この人は、なんで、こういうことを言っちゃうのかな。」とか、人の動向によく疑問を持ちながら暮らしていた。友人の困っている姿は、放っておけなかった。弟や妹の世話をよくやらされていた。本当にやりたいことは、育てることだと気づいた。
2
父と母が離婚をした。父と弟を世話していたが、いつも喧嘩ばかりだった。母と、母の恋人を、なぜか「ずるい」と、ムカついた。自分の意地っ張りなところや、その反面甘えたい性格が、あまり人間関係が深くならない原因だと思っていた。母が亡くなって、初めて母が大好きだったんだと気づいた。本当にやりたいことは、仲良くすることだった。
3
小・中・高とずっといじめられていた。誰にも何もしていないのに、いじめの理由がわからなかった。絵を描くことが好きで、ずっと部屋でひとりでいた。高卒後、進学をしないで、部屋に引きこもって絵を描いていた。偶然見つけた、町内のロゴ制作コンテストで受賞し、商業デザインの会社に入れた。服装や髪型、出退勤時間など、自由な会社で、従業員同士の遊びが仕事になった。人と遊ぶことが、本当にやりたいことだと気づいた。
4
スピリチュアルや引き寄せの法則、潜在意識の書き換えなどに興味を持ち、ひたすら勉強しまくった。経営や仕事、恋愛や家族などの人間関係、病気・症状の悩みを、どんどん解消していった。10年以上かけて独自の理論を確立した。その他の事業で、全く成功できなかったことの理由がわかった。人を救うことが、何度も何度も本当にやりたいことだと納得した。
5
絵を描いたり、はんこを作ったり創作することが大好きだった。婚姻後、出産をして育児に専念した。夫と子供に、自分の創作したモノを食べてもらったり、使ってもらったりすることが、楽しかった。家族や友人などに、自分が興味を持ったものをひとつ一つ作っていった。最終的に、家族が喜ぶものを作り続けていきたいのだと、腑に落ちた。
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