1.人の命とは何か?
人の命とは、自分の命の一部である。精神的、肉体的依存度が、より高い人が亡くなると、命を保つ暮らしの変化が、より大きくなる。多くの人の命の存在があって、自分の命が存在できている。自分が今やりたいことを言動できるのは、人のお陰である。自分が今生きているのは、自分の選択ではない。
2.自分の命とは何か?
自分の命とは、全ての人の命が望んだものである。自分が、人とコミュニケーションをとるのは、いつでも、人が望んだからである。自分が望んですることは、何ひとつないのである。常に、自分の世界に存在する人の総和が、自分の全てを、そうたらしめている。
3.死とは何か?
死とは、視覚的認知ができなくなることである。実体として、見ることができないだけで、記憶や想像、記録媒体では、見ることができて、消えてなくなることはない。死に方や時期を決めるのも、自分ではなく、人である。
4.生とは何か?
生とは、視覚的認知ができる状態のことである。実体として、言動が制限され、不自由を感じるが、言動自体が楽しいのである。全ての人が望んで、自分がすることになった言動を、楽しむことが生の目的である。与えられた命で、生かされながら、不自由な言動を楽しむことである。
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