1.なぜ傷つけたり、壊したがるのか?
人や物を傷つけたり、壊したりする行為は、自分のイヤという感情を鎮めるためである。イヤな感情が揺らいでいる自分が、イヤなのである。揺らいだ感情ではなく、自分の存在を否定するため、人や物を否定するために、傷つけたり、壊したりするのである。
2.人を傷つけるのも、自分を傷つけるのも一緒
自分のどんなところも好きであれば、人や物も好きになるのである。人を傷つけるのは、自分の中でイヤな部分があるからである。物を壊すのは、自分の中でなくしたい部分があるからである。人を傷つけたり、物を壊したりするから、自分をイヤになるわけではない。自分をイヤになることが先である。
3.人がイヤがることをしないのではなく、自分がしてほしいことをする
人の気持ちは、推測することだけできる。何をすれば人が喜ぶかがわからないから、試行錯誤するのである。自分が人に何をしたいかがわからないから、迷うのである。自分が人にしてほしいことが、自分が人にやりたいことである。
4.自分がしてほしいことは、自分がやりたいこと
人の気持ちは、常に変化しているから、人に合わせようと試みるのではなく、自分が本当に人にしてあげたいことを見つけることである。自分が本当にやりたいこは、不変である。楽しいことをしていれば、自分という存在をイヤにはならないため、人や物にあたることはない。
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